二世帯住宅だと、共有部分にサンルームを作ったり
交流部分にウッドデッキやガーデンルームを作ることもあると思います。
そんな間取りプランを見かけますよね。
土地や家屋には固定資産税がかかってきますよね。
では、ウッドデッキはどうでしょう?
そんなの床を後から追加しただけだし。
関係ないんじゃないの?
じゃあ、最初から固定されているサンルームはどうなの?
洗濯物を干す時に便利だよね。
あ、ランドリールームは部屋だよね。
サンルームやランドリールームは同居のややこしい洗濯問題を解決してくれます。
二世帯住宅同居の洗濯・対策法|嫁は下着・肌着を姑・舅に触られたくないのよ
最近、オシャレなガーデンルームもあるよね?
デッキと違って、屋根もあるし、透明とはいえ壁もあるよね。
部屋っぽいよね。
倉庫はどうなの?
それは、土地の片隅に置いてあるだけだらいいんじゃないの?
カーポートは当然大丈夫だよね?
いろいろと疑問が沸いてきませんか?
もくじ
屋根・壁はある?固定されている?評価後なら わからない?
家屋調査について
固定資産税、都市計画税は図面だけではなくて、実際に家屋調査があります。
新築・増築した時ですね。
税務署の担当者が図面・見積書とともに外観、時には家の中も確認します。
時期は市によりますが、連絡が来て1.2ヶ月ぐらい後だったと思います。
この判断ですが、担当者によります。
ここで結論を書いちゃうと、心配なら市の担当者に確認するのが一番なんですね。
調査前だったら、かからないと言われていますよね。
増築というレベルではなく、後から簡単に取り付けたり、はずしたりできるなら
家屋ではなく、固定資産税の対象とはならないってことだと思う。
家屋として課税対象になるポイントは3つ
家屋となる基準ってあるの?
3つの要因があります。
- 土地への定着性
・基礎工事・コンクリート固定・簡単に移動できない。
・一時的(1年未満)ではなく永続的に利用。
・撤去予定は対象とならない。 - 外気分断性
・屋根や壁により外気を分断できる機能をもつこと。
・雨風から守るられている空間。 - 用途
・建物の用途として利用する。
この、すべてを満たす要件だと課税対象となります。
こう考えるとイメージがわいてきますよね。
ウッドデッキ
屋根や壁がないタイプは対象にはならない。
ただし、面積によっては一概には言えないようです。
ランドリールーム
基礎からあるので対象。
サンルーム・ガーデンルーム
屋根やガラスの壁があるので対象になりそうだよね。
物干しのために、支柱がある屋根だけの物、シェードは対象外。
倉庫・プレハブ・モデルルーム
すぐに取り外せる基礎がない倉庫は対象外。
1年未満などの期間限定のプレハブ・モデルルームも対象外
車庫・カーポート・外構
壁がないカーポート、外構は対象外。
車庫は対象となります。
家の設備はどうなの?
固定資産税は設備にもかかってきます。
これも、上記の要因に当てはめてみます。
エアコン、家具は後から取り外しできるタイプならかからない。
ビルドインタイプならかかる。
一体型かどうかで変わってきます。
床暖房はまず 取り外せないから対象となります。
床暖房は㎡で点数計算されるから、面積が広いと結構な額となります。
使わないなら、税金がかかってもったいないよね。
エレベーターもかかります。
また、家庭用の太陽光発電も対象となることがあります。
キッチン、お風呂、バルコニーなども大型だとかかる場合がある。
二世帯住宅で水回りの設備が2点だと2倍ですね。
うーん、難しいよね。とても細かく、評価、点数がついていきます。
住まいによって違ってきます。
大きな増築ではない限り、図面に載っていなきゃ、あとから申請しない限り 気づかないですよね。
嘘はダメなんですけど、そうなりますよね。
原則として1月1日に対象物が存在したら、その所有者に対して課税されます。
やっぱり、市町村の税務課に聞いた方がスッキリします。
まとめ
改めて考えると、家に固定されている家屋のような部分が固定資産ですね。
ちょっと、ざっくり言い過ぎですが( ̄▽ ̄;)
家を建てる時のプランで、今後 何10年以上もの間、固定資産税が変わってきます。
間取りや、その時の予算のことで 頭がいっぱいになっちゃうけど
ハウスメーカーさんに、固定資産税って影響がありますか?
と聞いてみるといいでしょう。
二世帯住宅だと間取りによっては軽減措置があります。
二世帯住宅の節税対策|固定資産税・都市計画税について市役所に聞いてみたよ知らないと損になることは避けたいですよね。
向こうから、お得なことは教えてくれない。
長い人生、保険と税については プロに相談するのが一番だと思いました。
そんな私、支払い段階になって、なんで こんな高いの?
って調べるようになりました。おそっ。
二世帯住宅は親と子世帯両方だから、大きくなるし高いですよね・・・。
それまでは無知でした。
鉄筋が木造より高く下がりにくい。それぐらいの知識。
今は、当時より情報が溢れています。
建てる前の段階から、ちょっと勉強しておくといいですよ(*^-^*)