以前の記事で二世帯同居のタイプを書きました。
二世帯住宅タイプ別のメリット・デメリット・予算|上下完全分離型に決めるまで同居には もう1つタイプがあって それが敷地内同居です。
スープの冷めない距離 って 聞くよね?
もくじ
敷地内同居とは?メリット・デメリット
スープの冷めない距離。
同居の中で一番うまくいくパターンではないでしょうか。
敷地内に親世帯と子世帯が別々に家を建てます。
お隣同居とは違います。
一つ屋根の下ではないのがポイント。
ものすごい近所に住んでいるってことですね。
メリットは、お隣同居より さらにプライバシーが保てます。
いざという時に行き来するライフスタイルです。
子供を預けたりもできますね。
デメリットはそれなりの敷地がいります。
もともと、親世帯の家が建っていて、さらに土地が余っている。
また、隣の土地が売りに出されていて購入。
そんなパターンが多いでしょうか。
友達が、実家の隣の土地を買い、家を建てていました。
これも、敷地内同居ですね。
ただ、渡り廊下で繋げていました。
そうなると、またちょっと違うのかな。
介護となると1つ屋根の下ではないと 難しい気がします。
すぐ近くにいなければ対応ができません。
また、逆に行動が読めないという意見もありました。
なるほどって思いました。
例えば、義母が旅行の予定の時に友達を呼んだりできます。
出かけたこともわからないってわけですね。
それでも 私はやっぱり敷地内同居の方が気が休まると思います。
今の経験からね(;´∀`)
定期借地権なら敷地内同居・お隣同居も可能|二世帯同居に最適な土地?
わが家の場合は もともと土地を所有していませんでした。
お隣同居はコスト面から諦めました。
当然、敷地内同居は選択肢にはありませんでした。
完全分離型の二世帯住宅の部屋数|必要な土地(敷地面積)はどれぐらい?
同じようにお隣同居も厳しいので諦めました。
上下の完全分離二世帯住宅が精一杯だと思いました。
ネットで土地探しをしていた時に定期借地権と言う言葉を見かけました。
その時、初めて知った言葉です。
都市公団の定期借地がマイホームの夢をかなえます。
と書かれていました(*^-^*)
参照元:都市公団定期借地パンフレット
玄関2つでお互いが見えないように配置できる?
もっと、こうできるんじゃ?
という思いが出てきました。
定期借地権とは?
簡単に言うと、都市公団から土地を借りる。
そこに家を建築する。
定期借地設定期間があります。この時は50年でした。
期間満了時には建物を収去(こちら負担)で更地にして公団に返却。
定期借地権の場合のかかる費用
土地の価格の欄には保証金と賃料が書かれています。
保証金は130万~、月々の賃料は16,500円~。
土地によって違います。手頃な価格です。
保証金は預り金扱いで全額返却されます(更地にした際)
収去費用。2軒建てたら2軒分ですね。
定期借地権のメリット
宅地分譲で予算の関係で諦めた広い敷地を使える。
マイホームの夢が現実化することです。
わが家だと敷地内同居、お隣同居が可能になります。
ハウスメーカーも自由に選べます。増改築も可能。
土地は所有ではなく借りているので固定資産税がかかりません。
お金の余裕ができて、家や暮らしに回せることです。
定期借地権のデメリット
50年後に更地にして返さなければいけないこと。
その時には保証金しか残りません。
なんの資産も残らない。残せないってことですね。
50年後にどんな暮らしをしているか・・・。
その時、広い家から 住む場所を探さないといけません。
私達は高齢になっていますね。
敷地内同居で2軒であれば、1軒を将来的に貸しやすい。
定期借地権での土地を家族で話し合いました。
家族会議の結果定期借地権に申し込みしました
同居のスタイルは費用が一番ネックになっていたので、この案に親世帯も賛成しました。
親世帯は50年後はあまり考えていません。特に義父は賛成でした。
ただ、郊外だったんですね。駅はもちろん、学校なども遠めでした。
そこは迷いました。でも、環境は良かった。
同時期に入居するので、以前 気にした自治会の悩みはなくなります。
土地・家を購入前に確認しよう!選ぶ時には自治会や町内会情報も大事
都市公団の土地は他に希望があれば抽選となります。
この定期借地、ものすごく人気があったんです。
もし、当たったとしても権利を放棄したら補欠に回ります。
とりあえず、申し込みしてみようと言うことになりました。
当たらなきゃ、考えても仕方がないから。
南側の260㎡の土地に申し込みしました。
保証金240万、賃料が月々29,000円。
申込した時に すでに7番でした。この時点で1/7。
本当は角が良かったんですが、申し込み殺到が予想できて避けました。
都市公団の定期借地権の抽選結果は
公開抽選をします。最終的には1/11の確率でした。
思った以上に高かった。当たりそうな気がしないですね。
抽選結果は補欠の2番でした・・・・。
えっと、当選者が辞退したら補欠1番。
さらに補欠1番が辞退した場合に回ってきます。
まぁ、落選ですね(´;ω;`)
繰り上げ有効期間は4ヶ月ちょっと。
当選した方は5年以内に建築すればいい。
少しだけ待ちましたが、繰り上げの通知はきませんでした。
その後も募集予定はありましたが、一定期間あきます。
義父が定年退職した頃には家を建てたかった。
土地探しが難航して、時間がなくなってきました。
まとめ
定期借地権の話はなくなりました。
もし、あの時 当選してたら 今頃大きな家で お隣同居していたのかな?
縁がなかったってことですね。
土地探しのポイントは運とタイミングも大事だということを知りました(*^-^*)
わが家はこうなりましたが、定期借地権も二世帯同居の1つの形態、選択肢としてありだと思います。
探してみるといいですよ。
豪華で大きな家が並んでいました。
庭も広く 緑も多く、素敵な街になっていました。